TOEFL textbook author and my guest blogger, Taichi Kono, will be doing a one-day TOEFL listening seminar. I think my Japanese readers who are struggling with TOEFL listening will find his seminar useful. Details below in Japanese.
-Adam
『1日で学ぶTOEFLリスニング学習法と発音』
日時: 6月27日(日)10:00-16:30(途中 30分の休憩を挟みます)
場所:
「シブヤ・ネクサス」(http://www.e-joho.com/nexus/)701 号室
東京都渋谷区道玄坂2-9-9(地図は上記ホームページをご参照ください)
金額: 18,900円(消費 税込)
内容:
・TOEFL iBTの点数を決定的に左右するリスニング能力の鍛え方を、「手取り足取り」指導します。
・教室内で講師の細かい指導を受けながら実践していただくことで、今後独力で学習できるようになるための道筋をつけます。
・指導の基本は、河野太一著『必ず聞こえるTOEFLテストリスニング』(アルク刊)で紹介した学習法に沿いながら、本では扱えなかったバリエーション や、プラスアルファの学習法を交えていきます。
・対象はTOEFLのリスニング学習法に悩むすべての方です。現在の点数は問いません。特に、書籍での独学はハードルが高いという方におすすめです。
・TOEFL以外の英語試験、また一般的に英語のリスニング力を伸ばしたいという方にも応用していただける内容です。
・リスニング学習を効果的に行うためには、その基盤として発音の訓練がなされていることが必須となります。本セミナーでは前半にたっぷり時間をとって音素 の練習を行っていきます。
教材:
『英語で授業を受けてみる(小学校編)』 中谷美佐著 ジャパンタイムズ刊・「小学校編」というタイトルにだまされてはいけません。 TOEFLのリスニング力を鍛えるに最適の書籍の一つです。
・セミナー受講後、引き続きこの本を使ってトレーニングを実践することができます。
・事前に各自購入の上、当日お持ちください。
注意事項:
・本セミナーは根本的なリスニング力そのものを向上させるという趣旨で行います。したがってTOEFL形式の問題を解く問題演習は一切行いません。また、 問題解答の際の「コツ」のようなものも一切扱いませんのでご了承ください。
・上記の通り、使用する教材も「TOEFL」と銘打ったものではありません。これも「表面的なテスト対策ではなく、リスニング力そのものを鍛える」という 趣旨に沿ったものです。その点をご納得いただいた上でのご受講をお願いします。
・本セミナーではおおよそ前半が発音、後半がリスニング学習法という内容になります。発音訓練とリスニング学習法は一体であるとの考え方から、前半のみや 後半のみのご受講は承っておりませんのでご了承ください。
・本セミナーでは、効果的な学習を行うため、いわゆる「昼食時間」というものは設けず、1時間から1時間半ごとに10分程度のトイレ休憩と、中盤に30分 の長めの休憩を挟むのみになります。昼食は軽食程度でお済ませいただくようお願いいたします。
・セミナー開始後の入退室は、他の参加者のやる気や集中力を大きく削ぐものです。万一遅刻された場合もご入室はいただけますが、なるべく開始時間の10分 程度前までにはご入室いただきますようお願いいたします。
お申し込み方法:
・info@konojuku.comまでメールにてお申込みください。当方にて空席状況を確認の上、振込先などを記したメールを差し上げます。
・メールには以下の内容をご記入ください。
お名前とフリガナ
学習の目的(MBA留学、その他の学科の大学院留学、4年制大学留学などの種別や、アメリカ、イギリスなど留学地の希望など)
現在のスコア・資格(TOEFL、TOEIC、英検など)
The Source for Independent Advice on MBA, LL.M. & Graduate Admissions
Go to a better blog!
You can find a better version of my blog at http://www.adammarkus.com/blog/.
Be sure to read my Key Posts on the admissions process. Topics include essay analysis, resumes, recommendations, rankings, and more.
June 06, 2010
June 03, 2010
Bain & Company Japan 2010 Pre-MBA Reception
Bain's Tokyo Recruiting Team asked that I post this message both in Japanese and English. The Japanese version follows the English version.
-Adam
Bain & Company Japan 2010 Pre-MBA Reception
■Date: June 15, Tuesday
Hours: 19:30-21:30 (reception starts 19pm)
Venue: Marunouchi Trust Tower North, 3F
map: http://www.mori-trust.co.jp/ tcc-m/access.html
■Agenda:
SessionⅠ Introduction
SessionⅡ Short Presentation by our consulting staff
SessionⅢ Q&A session with our consulting staff
*Please note, most of our presentation will be in English/Japanese.
■Qualifications:
those who will be starting Business school, Masters from 2010
■How to apply:
To attend, kindly RSVP with the following by June 10, Thursday.
1. Your full name (English)
2. Contacts in Japan (email/telephone)
3. School which you are planning to attend, year of graduation
4. Contacts while you are away for school (email/telephone)
5. Date you are planning to travel/study aboard
■Our contact:
Bain & Company Japan, Inc.
E-mail: MBA-recruiting.Tokyo@bain.com
Thank you and we look forward to hearing from you soon!
Tokyo Recruiting Team
============================== =================
Bain & Company Japan 2010 MBA壮行会のご案内
べイン・アンド・カンパニー・ジャパン MBA採用担当でございます。
この度はビジネススクールへの合格、誠におめでとうございます。
ベイン・アンド・カンパニーでは、 今年ビジネススクールにご入学される皆様を対象に、 MBA壮行会を開催いたします。
ビジネススクールで何を学び、 ご卒業後のキャリアにどう活かせるかなど、
弊社のコンサルティングスタッフの体験紹介や懇親会を通じて情報 交換いただくとともに、
今後のキャリア形成のご参考にしていただければと存じます。
もしご興味をお持ち頂けましたら、下記をご参照の上、 当メールにご返信をお願い致します。
尚、当イベントへのご参加が難しい場合にも、 弊社にご興味をお持ち頂けましたら
その旨ご連絡下さいませ。今後、 採用に関するご案内をお送りさせて頂きます。
お申込をお待ち申し上げております。
記
■日時:
2010年6月15日(火) 19:30~21:30 (19:00受付開始)
■内容:
SessionⅠ ご挨拶
SessionⅡ 弊社コンサルティングスタッフによる留学体験談ご紹介
SessionⅢ 弊社コンサルティングスタッフとの懇親会
※軽食をご用意致しております。
■会場:
東京都千代田区丸の内1-8-1丸の内トラストタワーN館3階
http://www.mori-trust.co.jp/ tcc-m/access.html
■申込資格:
2010年ビジネススクールにご入学予定の方
■申込方法:
以下を明記の上、E-mailにて参加希望の旨ご連絡下さい
1. お名前(漢字及びローマ字)
2. 日本での連絡先(email アドレス及び電話番号)
3. 留学予定学校名・卒業予定年月
4. 留学のスポンサー(ご自身、企業派遣、企業貸与)
5. 留学後の連絡先(2. と違う場合)
6. 渡航予定日
7. これまでの略歴(勤務先及び職務経歴)
8. 英文履歴書
* お送り頂いた個人情報取り扱いに関しては、弊社ホームページの「 プライバシー・ステートメント(採用)」をご参照ください。
■申込締切:
6月10日(木)E-mail必着 ※席に限りがございますため、 お申込多数の場合は抽選とさせて頂きます。予めご了承ください。
■抽選結果・詳細のご連絡:
6月11日(金)
■申込・問合先:
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド
MBA採用担当
E-mail: MBA-recruiting.Tokyo@bain.com
-Adam
Bain & Company Japan 2010 Pre-MBA Reception
■Date: June 15, Tuesday
Hours: 19:30-21:30 (reception starts 19pm)
Venue: Marunouchi Trust Tower North, 3F
map: http://www.mori-trust.co.jp/
■Agenda:
SessionⅠ Introduction
SessionⅡ Short Presentation by our consulting staff
SessionⅢ Q&A session with our consulting staff
*Please note, most of our presentation will be in English/Japanese.
■Qualifications:
those who will be starting Business school, Masters from 2010
■How to apply:
To attend, kindly RSVP with the following by June 10, Thursday.
1. Your full name (English)
2. Contacts in Japan (email/telephone)
3. School which you are planning to attend, year of graduation
4. Contacts while you are away for school (email/telephone)
5. Date you are planning to travel/study aboard
■Our contact:
Bain & Company Japan, Inc.
E-mail: MBA-recruiting.Tokyo@bain.com
Thank you and we look forward to hearing from you soon!
Tokyo Recruiting Team
==============================
Bain & Company Japan 2010 MBA壮行会のご案内
べイン・アンド・カンパニー・ジャパン MBA採用担当でございます。
この度はビジネススクールへの合格、誠におめでとうございます。
ベイン・アンド・カンパニーでは、
ビジネススクールで何を学び、
弊社のコンサルティングスタッフの体験紹介や懇親会を通じて情報
今後のキャリア形成のご参考にしていただければと存じます。
もしご興味をお持ち頂けましたら、下記をご参照の上、
尚、当イベントへのご参加が難しい場合にも、
その旨ご連絡下さいませ。今後、
お申込をお待ち申し上げております。
記
■日時:
2010年6月15日(火) 19:30~21:30 (19:00受付開始)
■内容:
SessionⅠ ご挨拶
SessionⅡ 弊社コンサルティングスタッフによる留学体験談ご紹介
SessionⅢ 弊社コンサルティングスタッフとの懇親会
※軽食をご用意致しております。
■会場:
東京都千代田区丸の内1-8-1丸の内トラストタワーN館3階
http://www.mori-trust.co.jp/
■申込資格:
2010年ビジネススクールにご入学予定の方
■申込方法:
以下を明記の上、E-mailにて参加希望の旨ご連絡下さい
1. お名前(漢字及びローマ字)
2. 日本での連絡先(email アドレス及び電話番号)
3. 留学予定学校名・卒業予定年月
4. 留学のスポンサー(ご自身、企業派遣、企業貸与)
5. 留学後の連絡先(2. と違う場合)
6. 渡航予定日
7. これまでの略歴(勤務先及び職務経歴)
8. 英文履歴書
* お送り頂いた個人情報取り扱いに関しては、弊社ホームページの「
■申込締切:
6月10日(木)E-mail必着 ※席に限りがございますため、
■抽選結果・詳細のご連絡:
6月11日(金)
■申込・問合先:
ベイン・アンド・カンパニー・ジャパン・インコーポレイテッド
MBA採用担当
E-mail: MBA-recruiting.Tokyo@bain.com
May 25, 2010
Guest Blogger: 河野太一のGMAT OG12解説 SC11
This is another post from Taichi Kono, author of two textbooks on TOEFL and one on TOEIC and a highly experienced TOEFL, TOEIC, and GMAT instructor. Most of his posts will be in Japanese. This post is on GMAT sentence correction. His other posts can be found here.
-Adam
---------------------------------------------------------------------------------------------
河 野塾代表の河野太一です。年来の友人であるAdam Markusさんのご厚意で、"The Official Guide for GMAT Review, 12th Edition"の解説ブログの内容の一部をこちらにアップさせていただくことになりました。オリジナルは河野太一のGMAT OG12解説でご覧いただけます。なお、オリジナルのほうは予告なく内容を変更することがあり、ここに上げたものと相違があることがありますのでご了承ください。私のこれまでの記事やGMAT以外の話題についてはこちらをご覧ください。
SC11
There (Adv.) are (V) several ways (S) ..., but SVが基本構造。but節の主語the most ... methodに対する補語に下線が引かれている。
(A) (A)を入れると、but節はmethod has been ... the forming ofとなる。method = the formingとするのが、英語に慣れた目からすると違和感がある(後述)が、文法的に間違っているとは言えないので、一旦通過。and以降は、and ... they are laidというつながりの中にafter ... dryingが挿入されている形。they areのtheyが気になる。これも文法上は間違いではないが、前の主語がthe formingである以上、それを受けたitか、ないしはまったく別の主語が立つのが自然。the formingに前置詞でつながっているbricksを引っ張り出してきてtheyで受けるというのは、ちょっと不格好。しかも受動態。アヤシイと思いつ つ、(B)を見る。
(B) formingの是非も一旦置いておこう。and以降はand ... to layが基本構造。するとandはhas been the forming of ... and to lay themと結ぶのであろう。これではformingとto layで形が揃わないからダメ。
(C) havingは完了形ではな く、<have O done>の形をとるhave(いわゆる「使役動詞」)をdoing化したもの。doingの名詞用法を用いている点では(A)(B)との優劣はつけられ ない。and以降がhaving ... and ... SVとなってしまい、並列が成り立たない。といってand SVが、butの後のmethod has beenと並列されていると考えるのは意味的にムリ。
(D) to form ... and ... to layで、キレイに並んでいる。他にキズもなく、これが正解。
(E) SV表現は誤解の余地が少ないためにGMATでは好かれるが、 methodをthat SVで説明するのはちょっとゴテゴテした感じ。しかもSVが受動態。首をかしげながら後ろを見て、whichがアウト。which以降の内容とwereの 複数受けから、これがbricksを指したいことは分かるが、この位置ではmud or clayにかかってしまう。関係代名詞が動詞を飛び越えて主語にかかることもなきにしもあらずだが、確率は低い。といって「前の内容を指す」のもGMAT ではダメなので、説明が付かない。
OG解説にあるとおり、実はこの問題のヒントはseveral ways to build ...にある。wayがmethodと同じ意味であることに気付けば、method has been to doという形になるのも想像がつく。ただ、これを見逃す人は多いであろう。その場合でもandの並列に注目すれば何とか解ける問題。
正直 に言うと、筆者が最初に問題を解いたときは以下のように考えた。methodに対する補語が必要→methodということは、その方法を用いてこれから何 かを作るのであろう→すると未来志向だ→to doがふさわしい、と。これは「理屈」でもあるが、半分は感覚的なものでもある。またこれとは別に、そもそも「methodにはto doが適切だろう」という「感じ」が何となくあった。これまで読んできた英語の中に、似たような表現を何度か見たことがあったのだろう。この「理屈+感 覚」で一発(D)を選ぶのに5秒であった。当問題に対する答え方として最適であったかどうかは別として、「理屈」と「感覚」のコラボレーションですぐに答 が分かってしまうことは、筆者の場合は結構ある。「理屈」が重要であることは論を俟たないが、そこに「感覚」の助けがあると大幅に解答時間を短縮できるの も確かだ。筆者は実際「理屈+感覚」で解いているし、「感覚」のほうが先に結論を出してしまうことも少なくない。後から「理屈」を付けようとするが、そん な時は「理屈ってのはまだるっこしいもんだなあ」と感じてしまう。筆者はいわゆる「純ドメ」だが、学生時代から英語の本を読み続けているので、それなりの 語感は育っている。読んだ英語をそのまま覚えているわけはないが、無意識の底にデータベースが沈んでいて、それと照らし合わせて違和感のあるものを排除し たり、データの傾向に沿ったものをピックアップしたりしているのだと思う。GMATの生徒を見ていると、大抵の人は「理屈」も「感覚」も弱い。これらの人 たちはまず「理屈」を学ばなければいけない。次に多いのが「理屈」だけの人。「理屈」をやっているだけマシなのだが、多量のインプットによる「感覚」もま た重要であるという視点がなく、悩まなくていいところで悩んで時間を浪費している例を見受ける。「多量のインプット」という地道な作業を避け、テクニック に過度に依存する傾向も見られる。ノンネイティブの我々としてはあくまで「理屈」を基本とせざるを得ないが、「感覚」も多少なりと磨いておくと、それに助 けられることも少なからずあるはずだ。
the forming of ...とforming ...の違いは、前者がより本格的な名詞に近づいていることである。前者を「形作る行為」、後者を「形作ること」と訳すと、多少はニュアンスが出るかもし れない。したがってmethod has been the forming of ...とするのは、「方法は形作る行為であった」とするかのようで違和感がある(日本語を通して考えるのは良くないが、あえて言えば)。to formも「形作ること」だが、doingは「現在(時に過去)指向」で、to doは「未来志向」という違いがある。「これからやること」に関してはto doのほうが使われやすいのは、way to doなどの語法を見ても分かる。
-河野太一
河野塾ではTOEFL/IELTS/GMATの個人授業を提供しております。なかなかスコアが上がらずにお悩みの方、きめの細かい効果的な個人指導をお求めの方は、ぜひinfo@konojuku.comまでお気軽にお問い合わせください。
-Adam
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河 野塾代表の河野太一です。年来の友人であるAdam Markusさんのご厚意で、"The Official Guide for GMAT Review, 12th Edition"の解説ブログの内容の一部をこちらにアップさせていただくことになりました。オリジナルは河野太一のGMAT OG12解説でご覧いただけます。なお、オリジナルのほうは予告なく内容を変更することがあり、ここに上げたものと相違があることがありますのでご了承ください。私のこれまでの記事やGMAT以外の話題についてはこちらをご覧ください。
SC11
There (Adv.) are (V) several ways (S) ..., but SVが基本構造。but節の主語the most ... methodに対する補語に下線が引かれている。
(A) (A)を入れると、but節はmethod has been ... the forming ofとなる。method = the formingとするのが、英語に慣れた目からすると違和感がある(後述)が、文法的に間違っているとは言えないので、一旦通過。and以降は、and ... they are laidというつながりの中にafter ... dryingが挿入されている形。they areのtheyが気になる。これも文法上は間違いではないが、前の主語がthe formingである以上、それを受けたitか、ないしはまったく別の主語が立つのが自然。the formingに前置詞でつながっているbricksを引っ張り出してきてtheyで受けるというのは、ちょっと不格好。しかも受動態。アヤシイと思いつ つ、(B)を見る。
(B) formingの是非も一旦置いておこう。and以降はand ... to layが基本構造。するとandはhas been the forming of ... and to lay themと結ぶのであろう。これではformingとto layで形が揃わないからダメ。
(C) havingは完了形ではな く、<have O done>の形をとるhave(いわゆる「使役動詞」)をdoing化したもの。doingの名詞用法を用いている点では(A)(B)との優劣はつけられ ない。and以降がhaving ... and ... SVとなってしまい、並列が成り立たない。といってand SVが、butの後のmethod has beenと並列されていると考えるのは意味的にムリ。
(D) to form ... and ... to layで、キレイに並んでいる。他にキズもなく、これが正解。
(E) SV表現は誤解の余地が少ないためにGMATでは好かれるが、 methodをthat SVで説明するのはちょっとゴテゴテした感じ。しかもSVが受動態。首をかしげながら後ろを見て、whichがアウト。which以降の内容とwereの 複数受けから、これがbricksを指したいことは分かるが、この位置ではmud or clayにかかってしまう。関係代名詞が動詞を飛び越えて主語にかかることもなきにしもあらずだが、確率は低い。といって「前の内容を指す」のもGMAT ではダメなので、説明が付かない。
OG解説にあるとおり、実はこの問題のヒントはseveral ways to build ...にある。wayがmethodと同じ意味であることに気付けば、method has been to doという形になるのも想像がつく。ただ、これを見逃す人は多いであろう。その場合でもandの並列に注目すれば何とか解ける問題。
正直 に言うと、筆者が最初に問題を解いたときは以下のように考えた。methodに対する補語が必要→methodということは、その方法を用いてこれから何 かを作るのであろう→すると未来志向だ→to doがふさわしい、と。これは「理屈」でもあるが、半分は感覚的なものでもある。またこれとは別に、そもそも「methodにはto doが適切だろう」という「感じ」が何となくあった。これまで読んできた英語の中に、似たような表現を何度か見たことがあったのだろう。この「理屈+感 覚」で一発(D)を選ぶのに5秒であった。当問題に対する答え方として最適であったかどうかは別として、「理屈」と「感覚」のコラボレーションですぐに答 が分かってしまうことは、筆者の場合は結構ある。「理屈」が重要であることは論を俟たないが、そこに「感覚」の助けがあると大幅に解答時間を短縮できるの も確かだ。筆者は実際「理屈+感覚」で解いているし、「感覚」のほうが先に結論を出してしまうことも少なくない。後から「理屈」を付けようとするが、そん な時は「理屈ってのはまだるっこしいもんだなあ」と感じてしまう。筆者はいわゆる「純ドメ」だが、学生時代から英語の本を読み続けているので、それなりの 語感は育っている。読んだ英語をそのまま覚えているわけはないが、無意識の底にデータベースが沈んでいて、それと照らし合わせて違和感のあるものを排除し たり、データの傾向に沿ったものをピックアップしたりしているのだと思う。GMATの生徒を見ていると、大抵の人は「理屈」も「感覚」も弱い。これらの人 たちはまず「理屈」を学ばなければいけない。次に多いのが「理屈」だけの人。「理屈」をやっているだけマシなのだが、多量のインプットによる「感覚」もま た重要であるという視点がなく、悩まなくていいところで悩んで時間を浪費している例を見受ける。「多量のインプット」という地道な作業を避け、テクニック に過度に依存する傾向も見られる。ノンネイティブの我々としてはあくまで「理屈」を基本とせざるを得ないが、「感覚」も多少なりと磨いておくと、それに助 けられることも少なからずあるはずだ。
the forming of ...とforming ...の違いは、前者がより本格的な名詞に近づいていることである。前者を「形作る行為」、後者を「形作ること」と訳すと、多少はニュアンスが出るかもし れない。したがってmethod has been the forming of ...とするのは、「方法は形作る行為であった」とするかのようで違和感がある(日本語を通して考えるのは良くないが、あえて言えば)。to formも「形作ること」だが、doingは「現在(時に過去)指向」で、to doは「未来志向」という違いがある。「これからやること」に関してはto doのほうが使われやすいのは、way to doなどの語法を見ても分かる。
-河野太一
河野塾ではTOEFL/IELTS/GMATの個人授業を提供しております。なかなかスコアが上がらずにお悩みの方、きめの細かい効果的な個人指導をお求めの方は、ぜひinfo@konojuku.comまでお気軽にお問い合わせください。
May 12, 2010
Japan Trips and Treks
Some of the readers of this blog may have noticed the list of schools (See the left-column) that I sponsor for Japan Trips and Treks. I wanted to briefly explain why I do this.
In 2010, I sponsored IE, HBS, LBS, Tuck, and UCLA's official Japanese student organized trips to Japan. In 2009, I sponsored Berkeley, HBS, and Tuck's trips. In 2011, I look forward to providing financial support again for this worthwhile cause.
I do this because I believe in promoting international understanding. Personally, I love Japan, which is good because I have been residing in Tokyo since 2001 (and prior to that from 1995-1997), become a permanent resident this year, and have already spent over 25% of my life here. Like with any country, people have different stereotypes about Japan that will be challenged by actually visiting the place. I believe that future business leaders are in an excellent position to have a more refined way of looking at the world and that one of the things the international aspect of an MBA education provides is a real global perspective. I know the Japanese students at these schools will serve as wonderful guides to their classmates who are interested in Japan. Giving an insider's perspective to their classmates, even those who never actually do business in Japan, will hopefully come away with great memories and a positive view of Japan.
I provide financial support to help subsidize the cost for students to travel here because it is expensive. Especially with a strong Japanese yen, the cost to come here is relatively high. Between 2008 and 2010, the yen jumped in value by approximately 10% against the US dollar, which is something that even budget conscious travelers cannot avoid. I know that the total level of support that I and other sponsors provide cannot fully cover these additional costs, but I know every little bit helps.
For applicants, I hope that when you are assessing which schools to apply to, you consider whether student clubs organize international trips. The schools that do so are clearly ones where the students know how to make things happen. Putting together a one-week highly planned trip while you are busy studying is no easy thing. Those who do it are really showing a strong sense of commitment to their fellow students.
Earlier this year, I had the pleasure of attending parties during the Tokyo phase of IE and UCLA's trips this year and was really impressed both by the commitment of the trips' organizers and the enthusiasm of the participants. It was great having the opportunity to meet (and drink) with the participants.
-Adam Markus
アダム マーカス
In 2010, I sponsored IE, HBS, LBS, Tuck, and UCLA's official Japanese student organized trips to Japan. In 2009, I sponsored Berkeley, HBS, and Tuck's trips. In 2011, I look forward to providing financial support again for this worthwhile cause.
I do this because I believe in promoting international understanding. Personally, I love Japan, which is good because I have been residing in Tokyo since 2001 (and prior to that from 1995-1997), become a permanent resident this year, and have already spent over 25% of my life here. Like with any country, people have different stereotypes about Japan that will be challenged by actually visiting the place. I believe that future business leaders are in an excellent position to have a more refined way of looking at the world and that one of the things the international aspect of an MBA education provides is a real global perspective. I know the Japanese students at these schools will serve as wonderful guides to their classmates who are interested in Japan. Giving an insider's perspective to their classmates, even those who never actually do business in Japan, will hopefully come away with great memories and a positive view of Japan.
I provide financial support to help subsidize the cost for students to travel here because it is expensive. Especially with a strong Japanese yen, the cost to come here is relatively high. Between 2008 and 2010, the yen jumped in value by approximately 10% against the US dollar, which is something that even budget conscious travelers cannot avoid. I know that the total level of support that I and other sponsors provide cannot fully cover these additional costs, but I know every little bit helps.
For applicants, I hope that when you are assessing which schools to apply to, you consider whether student clubs organize international trips. The schools that do so are clearly ones where the students know how to make things happen. Putting together a one-week highly planned trip while you are busy studying is no easy thing. Those who do it are really showing a strong sense of commitment to their fellow students.
Earlier this year, I had the pleasure of attending parties during the Tokyo phase of IE and UCLA's trips this year and was really impressed both by the commitment of the trips' organizers and the enthusiasm of the participants. It was great having the opportunity to meet (and drink) with the participants.
-Adam Markus
アダム マーカス
May 11, 2010
Guest Blogger: 河野太一のGMAT OG12解説 SC10
This is another post from Taichi Kono, author of two textbooks on TOEFL and one on TOEIC and a highly experienced TOEFL, TOEIC, and GMAT instructor. Most of his posts will be in Japanese. This post is on GMAT sentence correction. His other posts can be found here.
-Adam
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河野塾代表の河野太一です。年来の友人である Adam Markusさんのご厚意で、"The Official Guide for GMAT Review, 12th Edition"の解説ブログの内容の一部をこちらにアップさせていただくことになりました。オリジナルは河野太一のGMAT OG12解説でご覧いただけます。なお、オリ ジナルのほうは予告なく内容を変更することがあり、ここに上げたものと相違があることがありますのでご了承ください。私のこれまでの記事やGMAT以外の 話題についてはこちらをご覧ください。
SC10
下線部の 前後だけで解けそうに見えるが、センテンスの基準となる時制を見抜くために、実は全体に目を通さないといけない問題。can endureのcan、because they haveのhaveを見ると現在時制が基準になっているのが分かる。what would otherwise beは「そうでなければ〜になるであろうもの」という「仮定」で、wouldは「可能性の遠さ」を示す過去形助動詞。内容的に「現在通用する一般論、真 理」になっていることも考慮に入れる必要がある。
(A) 先行詞がa heat-exchange networkと「事物」であること、制限用法で使われていることから、whichとthatのどちらでもOK。「現在通用する一般論、真理」を語るのに 過去時制はおかしい。
(B) thatはOK。keepsの現在形もOKで、これが正解。
(C) whichはOK。 現 在完了形は、現在に足場を置きながら過去に視線を投げ、過去から現在までを見渡す「歴史的視点」。「現在通用する一般論、真理」を語るには現在の一点だけ 見ればよく、過去にまで視野を広げる理由がない。
(D) thatはOK。(C)と同じ理由で、(現在完了形の一形態である)現在完了 進 行形がマズイ。
(E) 完了形をVing化したもので、これもダメ。
-河野太一
河野塾で はTOEFL/IELTS/GMATの個人授業を提供しております。なかなかスコアが上がらずにお悩みの方、きめの細かい効果的な個人指導をお求めの方 は、ぜひinfo@konojuku.comまでお気軽にお問い合わせください。
-Adam
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河野塾代表の河野太一です。年来の友人である Adam Markusさんのご厚意で、"The Official Guide for GMAT Review, 12th Edition"の解説ブログの内容の一部をこちらにアップさせていただくことになりました。オリジナルは河野太一のGMAT OG12解説でご覧いただけます。なお、オリ ジナルのほうは予告なく内容を変更することがあり、ここに上げたものと相違があることがありますのでご了承ください。私のこれまでの記事やGMAT以外の 話題についてはこちらをご覧ください。
SC10
下線部の 前後だけで解けそうに見えるが、センテンスの基準となる時制を見抜くために、実は全体に目を通さないといけない問題。can endureのcan、because they haveのhaveを見ると現在時制が基準になっているのが分かる。what would otherwise beは「そうでなければ〜になるであろうもの」という「仮定」で、wouldは「可能性の遠さ」を示す過去形助動詞。内容的に「現在通用する一般論、真 理」になっていることも考慮に入れる必要がある。
(A) 先行詞がa heat-exchange networkと「事物」であること、制限用法で使われていることから、whichとthatのどちらでもOK。「現在通用する一般論、真理」を語るのに 過去時制はおかしい。
(B) thatはOK。keepsの現在形もOKで、これが正解。
(C) whichはOK。 現 在完了形は、現在に足場を置きながら過去に視線を投げ、過去から現在までを見渡す「歴史的視点」。「現在通用する一般論、真理」を語るには現在の一点だけ 見ればよく、過去にまで視野を広げる理由がない。
(D) thatはOK。(C)と同じ理由で、(現在完了形の一形態である)現在完了 進 行形がマズイ。
(E) 完了形をVing化したもので、これもダメ。
-河野太一
河野塾で はTOEFL/IELTS/GMATの個人授業を提供しております。なかなかスコアが上がらずにお悩みの方、きめの細かい効果的な個人指導をお求めの方 は、ぜひinfo@konojuku.comまでお気軽にお問い合わせください。
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