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March 25, 2010

Guest Blogger: 河野太一のGMAT OG12解説 SC4

This is the forth post from Taichi Kono, author of two textbooks on TOEFL and one on TOEIC and a highly experienced TOEFL, TOEIC, and GMAT instructor. He will now be a regular guest blogger. Most of his posts will be in Japanese. This post is on GMAT sentence correction. His other posts can be found here.
-Adam


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河野塾代表の河野太一です。年来の友人である Adam Markusさんのご厚意で、"The Official Guide for GMAT Review, 12th Edition"の解説ブログの内容の一部をこちらにアップさせていただくことになりました。オリジナルは河野太一のGMAT OG12解説でご覧いただけます。なお、オリ ジナルのほうは予告なく内容を変更することがあり、ここに上げたものと相違があることがありますのでご了承ください。私のこれまでの記事やGMAT以外の 話題についてはこちらをご覧ください。


SC4
Of句が history,で終わった後の主節に下線が引かれている。Ofが文頭に来ると意味が取れなくなる人が多いが、「(複数のもの)の中で」という意味の単な る前置詞。

(A) moreがあるので後ろにthanを探す。(A)はasだからアウト。ちなみに文の最後のlittle more thanはセットでthree decadesにかかっているから、このthanは関係なし。none isの現在形もおかしい。Of句の中にはhave sweptと現在完了形が使われているが、これは「これまでに起こった移民のなかで」と、過去から現在までをまとめてふり返っているから。一回一回の「移 民」自体は過去に起こった事実なので過去形でなければならない。その証拠に後ろのbroughtは過去形になっている。

(B) これも後 ろがas。it may be thatも冗長で、副詞のmaybeで十分。none isの現在形がおかしいのは(A)と同じ。

(C)  maybeをperhapsで置き換えるのはOK。itが何を指しているのかが不明。というよりも、it is none that is全体が意味不明。it isのisはともかくとして、none that isのisは過去形になるべき。

(D) (C)と同じで it is none that wasがよく分からない。

(E) 明らかに簡潔で、wasの時制も、more ... thanの対応もOK。「〜よりも集中的であったものはない」→「最高に集中的であった」。


-河野太一


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