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June 22, 2010

Guest Blogger: 河野太一のGMAT OG12解説 SC13

This is another post from Taichi Kono, author of two textbooks on TOEFL and one on TOEIC and a highly experienced TOEFL, TOEIC, and GMAT instructor. Most of his posts will be in Japanese. This post is on GMAT sentence correction. His other posts can be found here.
-Adam


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河野塾代表の河野太一です。年来の友人である Adam Markusさんのご厚意で、"The Official Guide for GMAT Review, 12th Edition"の解説ブログの内容の一部をこちらにアップさせていただくことになりました。オリジナルは河野太一のGMAT OG12解説でご覧いただけます。なお、オリ ジナルのほうは予告なく内容を変更することがあり、ここに上げたものと相違があることがありますのでご了承ください。私のこれまでの記事やGMAT以外の 話題についてはこちらをご覧ください。


SC13
A surge ... and a drop ...は「A and B主語」。これに対する動詞がclaimsかとも一瞬思えるが、a surgeやa dropが「主張する」はおかしいのと、後ろにsuggestが続くことで、unemployment claims(失業保険の請求)が「名詞の形容詞化」でひとかたまりであり、suggestが動詞だとわかる。

(A) 複数主語に対する suggestは数の呼応OK。that以降も特にキズなく、これが正解。

(B) suggestsの呼応違反でアウト。so ... asの比較形は、否定文や疑問文ではOKとされる。古い表現とも言われるが、積極的にアウトにはできない。have ... thoughtの現在完了形と、過去を表す副詞previouslyがぶつかっている。

(C) suggestはOK。as ... as have been ...のように比較構文の後ろに動詞が続く形を見慣れない人もいるかもしれないが、「疑似関係代名詞」と呼ばれる用法で、実はさほど珍しくない。asが関 係代名詞のような役割を果たす。意味的に考えて、asの先行詞となるのはthe economyであろう。するとhaveの数が合っていないことになる。また、been ... thoughtという受動態より、(A)の能動態のほうがベター。

(D) suggestをdoing化したために、文の動詞が存在しな くなっている。しかも見るからにwordy。

(E) (D)と同じく、文の動詞が存在しない。

-河野太一


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